■アクトトレーラー 始まりは一人の殺し屋と、お姫様の出会い。 殺し屋の銃弾がその心臓を貫き、真っ赤な血の華が咲いた。 だが死んだはずのお姫様は、依頼人として殺し屋の前に現れた。 依頼内容は北米の田舎町、カムラン・シティまでのボディーガード。 それは冗談のように馬鹿げてて、恋心のように無茶苦茶で、 運命のように奇妙な旅路。 大きな大きな空の下、一直線に駆け抜けたこの道を、 きっといつまでも、忘れない。 トーキョーN◎VA The Detonation 『カントリー・ロード』 この道の先に、運命の扉が待っている。 ■ハンドアウト ●『カブトワリ』:殺し屋 コネ:モードレッド・カーライル   推奨スート:ハート キャスト間コネクション:『カゼ』  とあるご令嬢を北米の田舎町まで護衛する。君が今回引き受けた仕事そのものは、別段珍しいものではない。問題はその護衛対象だ。モードレッド・カーライル、シンジケート最強のヒットマン。そして君が殺したはずの少女だ。「君に連れて行って欲しいんだ。ボクのハートはもう、君のものだから」。そう言って微笑む彼女を見て、君は今回の仕事が厄介なものになるであろうことを確信した。 【PS:モードレッドの望みを叶える】 ●『カゼ』:運び屋 コネ:マイケル・グローリー   推奨スート:ダイヤ キャスト間コネクション:『レッガー』  フィクサーのマイケルから仲介された仕事はシンジケートのお姫様、モードレッド・カーライルを北米のカムラン・シティまで送り届けること。わざわざシンジケート外部の君や『カブトワリ』までをも雇い入れているということはこの仕事、そう簡単なものではないだろう。だがそれでも引き受けたからには完遂させる、それがプロフェッショナルというものだ。 【PS:モードレッドを目的地に送り届ける】 ●『レッガー』:シンジケートの構成員 コネ:キース・シュナイダー  推奨スート:スペード キャスト間コネクション:『イヌ』  最近シンジケートでは現体制に反発する反アーサー派の勢力が台頭しつつある。そんな中、ドン・アーサーの義娘であるモードレッドが失踪してしまう。現在はキースがその情報を秘匿しているが、この件が表沙汰になれば反アーサー派のつけいる隙になってしまう。彼女が失踪した背後関係を確認し、この事件を秘密裏に収めること。それが今回の君の仕事だ。 【PS:モードレッドの失踪を秘密裏に収める】 ●『イヌ』:ケルビム捜査官 コネ:ミハエル・ランドルフ   推奨スート:ダイヤ キャスト間コネクション:『ニューロ』  シンジケートの支援を受ける科学者、ミハエル・ランドルフ。彼には非道な人体実験を行っている容疑がかかっており、君は調査を進めていた。シンジケートの妨害もあり捜査は困難を極めた。だが最近シンジケート内部で何かトラブルを起きたらしく、その動きに混乱が見られる。詳細は分からないがこれはチャンスだ。君はミハエルの犯罪を突き止めるため、北米へと飛んだ。 【PS:ミハエルの犯罪を裁く】 ●『ニューロ』:ハッカー コネ:『レッガー』    推奨スート:任意 キャスト間コネクション:『カブトワリ』  キース・シュナイダーから君に、ひとつの依頼が舞い込んできた。それは『レッガー』に協力し、シンジケートを脱走したモードレッド・カーライルを追跡すること。どうやら彼女に協力する内通者がいるそうで、シンジケートは裏をかかれ未だ彼女を補足できていないという。更に向こうは腕っこきの運び屋と荒事屋を雇っているという情報もある。どうやら厄介な仕事になりそうだ。 【PS:『レッガー』に協力する】 ■特記事項 ●必要神業  本シナリオでは《脱出》の使用が想定されているシーンがある。またこれ以外に《難攻不落》などの防御神業が2個以上ない場合、ゲストの即死神業のみでキャストが死亡する可能性がある。 ●主に使用される社会技能  本シナリオで使用される主な情報技能は以下のとおり。前にあるものほど優先度が高い。 〈社会:ストリート〉〈社会:北米〉〈社会:企業〉〈社会:テクノロジー〉 ●本シナリオの舞台に関して  本シナリオの主な舞台は北米となる。基本的に登場判定に使用する技能は〈社会:北米〉となる。  シナリオを円滑に進めるためRLは〈社会:北米〉を外界で所持していないキャストは本シナリオに限り〈社会:北米〉を外界で取得できる、としてもよい。 ■キャスト間コネクション  キャスト間コネクションの取得対象がハンドアウトに記載されている。各PLは該当するキャストの名前をレコードシートに記入すること。  なおPL人数が4人以下の場合、抜かれた導入のハンドアウトに書かれた取得対象を参照すること。